| 全般的な傾向性について |
| 03/06/11 確認されている限りの範囲において、BJF-300の頃からCanonの4色プリンターは用紙設定を｢普通紙｣以外のものにするとBKカートリッジ内のインクを使用しない。これはMP700/850iでも変わる事は無く､｢高品位専用紙｣や｢光沢紙｣などの設定では実質的に3色プリンターである。 それでも技術革新には目覚しい物があって、写真画質として実用充分な領域に達していると個人的には考えられる。 反面､BKカートリッジの中身を使わないということは純然たる｢黒｣が得難いということでもある。当然ながら、｢普通紙設定｣とそれ以外の設定とでは色調に大きな差が現れる。用途によっては光沢紙だろうが何だろうが敢えて普通紙設定でプリントするという選択肢もあるわけで、そのあたり当サイトのサンプルをご覧になった上で各人判断して欲しい。 BKカートリッジ内のインクの種類に左右されるのだが全般に｢普通紙設定｣では暖色系に、それ以外では寒色系に仕上がる傾向にもあるようだ。また、顔料系のBKの場合｢普通紙設定｣では陰になる部分が真っ黒くつぶれてしまいがちでもあるので注意が必要だ。 |
| 03/06/12 同じインク、同じ用紙､同じデータでもプリンタドライバの用紙設定を変えるだけでずいぶんと印刷上がりの印象が変化する。釈迦に説法だがこだわるならドライバの設定変更も重要なポイント。 |
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